Jabotabek 鉄道ランド

インドネシア・ジャカルタにて元気に運転している日本からの譲渡車両の情報を中心とするブログ

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ジャカルタの日本車両全形式紹介

こんにちは、

昨日10月14日は鉄道の日でした。鉄道の日を記念して、ジャボタベック鉄道在籍中の日本車両の全形式を紹介します。

始めに少し歴史を。。。
日本では1872年にて新橋~横浜間で国内初の鉄道が開業しましたが、鉄道の歴史はインドネシアの方が長いのです。当時はオランダの植民地で、オランダ人が建設した立派な駅も多数残っております。(例:ジャカルタコタ駅、タンジュンプリオク駅)ですが、当時のままだと日本の車両は走行不可能とのこと。なぜなら線路の幅が異なっていたからです。また、ジャワ島全体でも線路幅は色々な種類があったのです。そのため、長距離列車なども多数は存在していませんでした。

日本がインドネシアまで来たとき、日本はジャワ島の鉄道を大きく変えました。まず、線路幅を日本と同じ狭軌へと変更し、これによりジャワ島全体の線路が直結することに成功しました。こうなると、日本の車両も来ることは可能となりました。

日本がインドネシアを去ってからも、日本はジャボタベック鉄道を多数援助しました。
例えば、中央線のジャカルタコタ~マンガライ間を道路の混雑を解消するための高架線化、またジャボタベックエリアの電化です。この電化の際、電圧を日本の鉄道の直流の電圧と同じにしたため、日本からの電車の投入がさらに可能となったのです。

このあとに日本からの車両譲渡が実現しました。最初にやってきたのは元都営三田線の6000系です。

日本から車両が来るのは多数の理由があります。一つは快適性の向上です。今までの車両は冷房が装備されず、ドアや窓も開けっぱなしの走行状態でした。これが現在のエコノミー車両です。二つ目は屋根上乗車の防止です。現在でもありますが、屋根上乗車により、死者は多数出ており、この対策としても日本の車両は向いているのです。

それではここからジャカルタに投入された順番で日本からの譲渡車両全形式の紹介です!!

都営6000系(Hibah seri 6000)
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形式:6000系
元所属会社:都営地下鉄
両数/編成:4、6、8両
譲渡編成数:11編成(8両:3編成、6両:7編成、4両:1編成)
譲渡年:2000年
2011年10月現在の塗装:青&灰色、青&黄色、緑&黄色、オレンジ&青
過去に存在した塗装:オレンジ
特徴:6両編成にしてからの大量に余った中間車の一部を先頭車化改造した改造車が3編成あり、すべて顔が異っている。うち4両編成の改造車は事故を起こした車両のあまりで構成された編成で、日本人からは「ネコバス」といった愛称がつけられている。

JR103系(JR seri 103)
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形式:103系
元所属会社:東日本旅客鉄道
両数/編成:4両(4+4の8両編成として運転)
譲渡編成数:4編成
譲渡年:2004年
2011年10月現在の塗装:青&灰色、白&オレンジ&緑(東海色)
過去に存在した塗装:オレンジ(武蔵野線色)、黄色&茶色
特徴:元京葉線、武蔵野線を走っていた車両で、譲渡されて間もないときは武蔵野線当時の塗装のまま運用されていた。唯一の銅鉄製車両(その他はアルミかステンレス製)で、4両編成を2編成連結させて実際は2編成が運転される。うち8両は高運転台車でもう8両は低運転台車。この低運転台車は現在全般検査で入場しており、日本でも活躍していた東海色へと塗装されている。

東急8000系(TM seri 8000)
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形式:8000系
元所属会社:東京急行電鉄
両数/編成:8両
譲渡編成数:3編成
譲渡年:2005~2007年
2011年10月現在の塗装:青&黄色
過去に存在した塗装:青、青&水色(伊豆の夏塗装)、黄色&赤、緑&黄色
特徴:日本では色々な面で注目を浴びた2編成が譲渡された編成の中で含まれる。8039Fは東横線で8000系引退前に無塗装に急行看板をつけて走行するイベントに充当された編成で、8007Fは伊豆の夏塗装のラッピングが実施された編成で、譲渡後も最初の全般検査まではこの伊豆の夏塗装のまま運転された。

東急8500系(TM seri 8500)
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形式:8500系
元所属会社:東京急行電鉄
両数/編成:8両
譲渡編成数:8編成
譲渡年:2006~2009年
2011年10月現在の塗装:青&黄色、緑、赤&黄色
過去に存在した塗装:緑&黄色、黄色&赤、青、赤&紫
特徴:ジャボタベック鉄道のアイコン的な存在となった編成。昔は各編成で塗装が異なり、バリエーション豊富だが、現在は青&黄色に統一へ。唯一黄色&緑として残っている8604Fは先頭部分の形式番号が残っている唯一の編成。これも貴重な存在となっている。また、8613Fはジャボタベック鉄道の中でも別の会社、KCJにて所属していることにより、青&黄色の塗装ではなく、赤&黄色の塗装として運用されている。この編成は最近の全般検査にて7000系や05系と同じ塗装パターンへと変更された。皆から「JALITA」といった愛称で親しまれている。

東葉1000系(Hibah seri 1000)
DSC00789_convert_20111015135216.jpg
形式:1000系
元所属会社:東葉高速鉄道
両数/編成:8両
譲渡編成数:3編成
譲渡年:2007年
2011年10月現在の塗装:青&黄色
過去に存在した塗装:オレンジ&赤(東葉塗装)、緑&黄色
特徴:登場時は東葉高速の塗装のまま運用され、日本の面影が数多く残っていた。最近になって塗装変更され、そのうち1060Fはバティク風のデザインがあり、注目を集めた。現在は1000系に対応した部品が手に入れるのが少なく、全般検査の際は予備で余った中間車2両から部品を利用しているため、この予備車はすべて走行不可能となった。今後の全般検査で引き続き運用できるかは注目したいところ。

東京メトロ5000系(HIbah seri 5000)
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形式:5000系
元所属会社:東京メトロ
両数/編成:8両
譲渡編成数:3編成
譲渡年:2007年
2011年10月現在の塗装:青&黄色
過去に存在した塗装:緑&黄色
特徴:ジャボタベック鉄道所属車両の中で最古の形式。こちらも東葉1000系同様、新しい部品が足りず、今後の動きに注目したいところ。

東京メトロ7000系(TM seri 7000)
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形式:7000系
元所属会社:東京メトロ
両数/編成:8両
譲渡編成数:4編成
譲渡年:2010年
2010年10月現在の塗装:赤&黄色
特徴:1年ぶりの新車で、初めて全面で左右が非対称の車両。塗装変更時は有楽町線時代の黄色をそのまま使用され、有楽町線の面影が残ってる。また、ジャボタベックが女性専用車両の設置開始となったのも7000系デビューと同時に行われた。8500系の8613F以降の車両はすべてKCJ所属となり、塗装もそれに準じ、赤と黄色の塗装となった。7000系はKCJのシンボル車両となった。

東京メトロ05系(TM seri 05)
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形式:05系
元所属会社:東京メトロ
両数/編成:8両
譲渡編成数:8編成(2011年10月現在)
譲渡年:2010~2011年
2011年10月現在の塗装:赤&黄色
特徴:初の全面大型の窓を搭載した車両。塗装パターンは7000系と同じものに。2010年10月現在は05系の102F、107F、108F、109F、110Fが運用されており、そのほかの3編成は到着したばかりで、まだ改造待ち。今後の改造の動きにも注目したいところ。

東京メトロ6000系(TM seri 6000)
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形式:6000系
元所属会社:東京メトロ
両数/編成:8両
譲渡編成数:2編成(2010年10月現在)
譲渡年:2011年
2011年10月現在の塗装:赤&黄色
特徴:7000系とデザインが似ていることから、塗装は7000系と同じものになり、遠くから見ると、見分けがつきにくくなった。現在は2編成が改造を終了し、営業運転に充当されているが、まだ投入されていく予定。今後どの編成が投入されていくかを注目したい。

JR203系(JR seri 203)
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(改造待ちの車両)
形式:203系
元所属会社:東日本旅客鉄道
両数/編成:8両
譲渡編成数:4編成(?)(2011年10月現在)
譲渡年:2011年
2011年10月現在の塗装:赤&黄色(予定)
特徴:7年ぶりにJRから投入される車両で、ジャボタベックでは一番新しく投入される車両。現在はまだ現地化改造中。譲渡された編成の中ではトップナンバー(マト51編成)もある。今後の動きに注目したい。


いかがでしたでしょうか?最近1ヶ月ほど撮影行ってないので、そろそろ行きたいです!!これからも当ブログをよろしくお願いします。

では今回はこの辺で。
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コメント


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さすが!

かなりの数の日本車両がジャカルタで活躍してますねー
でも、5000系と1000系の部品が不足しているのには、困りますねー
でも今回203系譲渡をきっかけ かどうかは、解りませんがJR東日本が発起社となって海外に譲渡した車両の支援グループを結成するようですよ。それができれば少しは、部品の面等で落ち着くと思います。
これからも更新楽しみにしてますのでがんばってください。
長文失礼しました。

201系試作車 | URL | 2011-10-15(Sat)22:22 [編集]


Re: さすが!

201系試作車様、
コメントありがとうございます。
JR東日本からの支援グループ結成というのは初耳です!
確かにこちらで1000系や5000系の部品をいただけたらいいですが、ジャボタベック所属車両最古の電車であるというのが現実ですので、部品を簡単に手に入れることができるかはわかりません。
でもできるだけ長く運用を続けてほしいですね。
これからもよろしくお願いします。

209kei

209kei | URL | 2011-10-16(Sun)23:30 [編集]


追記

209keiさん

追記です。
JR東日本発起社のコンサルテング会社について以下のページに詳しく記載されていますのでご覧下さい。
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20111002.pdf
題名;海外鉄道コンサルティング会社の設立について

PDFとなっております。
ご参考にしてください。

また、宜しくおねがいします。

201系試作車 | URL | 2011-10-17(Mon)21:36 [編集]


203系

203系はマト54、55も現地へ行く予定ですか?

ヒロ | URL | 2011-10-19(Wed)03:55 [編集]


Re: 追記

201系試作車様、

コメントありがとうございます。
また、わざわざURLまで情報ありがとうございます。
拝見してみたところ、この新会社はジャボタベック鉄道の方も支援してほしいです。
こういったところで例えば1000系や5000系の部品不足の問題なども解決してほしいところです。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

209kei

209kei | URL | 2011-10-23(Sun)22:45 [編集]


Re: 203系

ヒロ様、

コメントありがとうございます。

「鉄道ファン」によるとマト54とマト55は川崎貨物へ回送されましたが、ジャカルタへ来るかは不明です。203系はジャカルタだけではなく、フィリピンへも譲渡されているため、どちらへ譲渡されるかはいまだに不明です。
情報入手次第ブログの方で投稿します。

これからもよろしくお願いします。

209kei

209kei | URL | 2011-10-23(Sun)22:53 [編集]


マト54・55について

マト53~55はインドネシアには譲渡されません。フィリピンに譲渡されます。11月上旬の予定で、船積みされます。

ざき | URL | 2011-10-24(Mon)17:20 [編集]


Re: マト54・55について

ざき様、


マト53~55の情報ありがとうございます。

最近譲渡される車両の量が多くてどの車両が譲渡され、そのうちフィリピンかジャカルタかどっちに来るかがわからない時が多いです。今度自分でもデータを整理してみたいです。

これからもよろしくお願いします

209kei

209kei | URL | 2011-10-28(Fri)21:24 [編集]


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ここは酷い隕石落下ですね

プロジェクトCP『隕石落下』その時腐女子がうごいた - Togetter http://togetter.com/li/201677 日本こわい

障害報告@webry 2011-10-18 (Tue) 08:09


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